LINEでのご相談。
「今日の昼からOutlookのデータが破損しているというメッセージが出て修復作業をしていたのですが、現在このようなメッセージと共に開く事が出来なくなりました。」
「何を試してみれば良いでしょうか?」
pstファイルの破損の様子だったので、まずは下記の手順でPSTファイルの修復をしてもらいました。
Outlook データ ファイル (.pst および .ost) を修復する
ところが途中で失敗したようです。
「できる限り早めに来てほしい」ということで、出張サポート(ご訪問)。
早速診断。
やはりpstファイルが壊れている様子。
実はOutlookのPSTファイルはデータ量が肥大化してくると壊れやすいんです。今回のお客様も10GBを超えるpstファイルのようです。
お伺いすると、10年以上のメールアドレスをとってあるとのこと。
それとPSTファイルは、OneDriveやDropboxなどクラウドサービスと連携していると壊れやすい傾向があります。
こちらのお客様もDropboxをお使いになっていまして、ドキュメント内のOutlookファイルも定期的にDropboxへ自動バックアップされています。
pstファイルの修復は難しいのかな?と思っていると、幸運にもOutlookのデータフォルダの中に、outlookファイルのバックアップファイルが残っていました。
タイムスタンプを確認すると、Outlookが開かなくなったちょっと時間のようです。
test@test.com.bak
というバックアップファイルを
test@text.com.pst
にリネームして、Outlookから開いてあげると、なんと10年分のメールデータが出てきました。メールデータが復活したようです。
最後に再発防止のため、このOutlookファイルをDropboxに同期しない場所に保存するように変更させていただきました。
ご利用いただきましてありがとうございました。
10年分の大切なメールデータが消失しなくて本当によかったです。
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