メールでのご相談。
「万が一に備えて、OneDriveのデータとNASのフォルダを同期したい」

NASとクラウドを同期させることには、データの安全性、利便性、そしてBCP(事業継続計画)対策を大幅に強化できる、多くのメリットがあります。

データの二重化で安全性を飛躍的に向上

NASとクラウドの両方に同じデータを保存することで、データのバックアップを多重化できます。

  • NAS(ローカル): 手元にデータがある安心感、高速アクセス、そしてインターネットが使えない状況でも利用可能です。クラウドだけに頼っていると、大災害などでインターネットにアクセスできない場合、データが使えなくなるリスクがあります。
  • クラウド(オンライン): 物理的な災害(地震、火災、水害など)やランサムウェアなどのサイバー攻撃からデータを保護します。万一、NASが物理的に破損しても、クラウドにデータが残っていれば復旧が可能です。

今回は「地震や火災などの災害やサイバー攻撃から大切な社内のデータを守りたい」というご相談をいただきました。

OneDriveとの同期には対応NASが必要

NASであれば何でもOneDriveなどのクラウドと同期できるわけではありません。クラウド連携機能に対応した機種を選ぶ必要があります。

そこで今回は、Synology社製のNAS「DS124」を新規に導入し、Cloud SyncでOneDriveとの同期設定を行いました。

SynologyのNASは、OneDriveの他にも、Google Drive、Dropbox、Boxなど主要なクラウドサービスと連携できるため、柔軟な運用が可能です。

この度はご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

(新潟市北区/法人)


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笹川 智志
笹川 智志

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